サムネ用。あれから2年も経ってしまった。
昔のオフレポを書く機運が高まってるので、思い出せる範囲で書いてみます。毎週末オフのある世界線に行きたい。
さて、今回紹介するのは「第4回真皇杯関西1予選」です。シングルバトル非公式全国大会として有名なこの大会、私もこの大会を通して多くの人と関わるきっかけを得られました。特に初参加の第3回大会九州予選は思い出深いものです。ニトロチャージを忘れるな。
そんな大会の、関東予選に次ぐ規模である関西予選です。いつものように広島から深夜バスで行くのですが、待っている間に当日の組み分けが発表されました。知ってる人はいるかな~とか思いながらチェックすると、とんでもないことになってました。知ってる人はいるにはいるが、あまりにも濃すぎる。いつもお世話になってるトルンさんやノブさん、噂はかねがね聞いていた@コさんといった、歴代の本戦経験者や構築記事を挙げられている方がひしめく激戦区というわけです。初めての関西のオフで浮かれていた気分は、どこかに飛び去ってしまいました。
これにはさすがに参っていたものの、そんな私を見かねたのかフォロワーの紫苑さんが「〇すつもりで戦え(要約)」と呟いていてたのを発見し、腹をくくりました。気分は完全にカイジ状態。
翌朝。バスを降りた私は、まだ人のいない大阪中心部から離れたところにある神徳温泉に足を運びました。遠征先の朝の一風呂は、私のルーチンです。大体どこも熱々なので、目が覚めて気合いが入るんですよこれが。朝から飲むコーヒー牛乳もうまい。
身だしなみを整えたら、会場まで歩きます。1時間くらい歩いたかな?着いたら開場前だったので、同じく参加されていた、フォロワーさんのなかにしさんと色々話してました。ちょうどこの日はJCS2018のDay1ということで、カードでは出たばかりのレックウザGXが勝つかどうかで盛り上がっていた気がします(まさか全部門レックウザの優勝になるとは...)。実機の方は私も力を入れていたので、出られないことが悔しくてあんまり話題にしませんでした。
待っているうちに、開場。そそくさと受付を済ませ、準備を整えます。今回は観光も何もせずに帰るので、負けたら片道1万で風呂に入りに来ただけになってしまいます。それだけは避けねばなりません(なったらなったで話のタネにはできますが...)。
というわけで、いよいよ予選開始。使ったパーティは以下のものです。
http://atsuatsuoden252.blog.fc2.com/blog-entry-79.html
対戦のログは選出+覚えてるのだけ解説します。
1.パイさん(先発バルチャイ、後続ミミッキュ・オニゴーリ、控えギャラドス・ジャラランガ・ウルガモス)
2.ノブさん(先発ハッサム、後続フライゴン・バシャーモ、控えドータクン・フシギバナ・ゲッコウガ)
パーティ的にフシギバナはかなり重いものの、選出されませんでした。ポリゴンZのスカーフは以前見せていたので読まれるか警戒しましたが、そのまま通って勝ち。
3.森のぶーさん(先発ヒードラン、後続メタグロス・霊獣ランドロス、控えジュカイン・カプ・コケコ・スイクン)
ヒードランがチョッキ持ちで手間取り、ラストのメタグロスにたどり着く頃には満身創痍で負け。
4.ムツキさん(先発ガルーラ、控えギルガルド・マンムー、控えサザンドラ・メタグロス・カプ・レヒレ)
苦手なガルーラとジバコイルの対面で、グロウパンチを使ってくれたので返しの攻撃でワンパン、そのまま勝ち。
5.素朴さん(先発霊獣ランドロス、後続サザンドラ・ドヒドイデ、控えメタグロス・霊獣ボルトロス、ミミッキュ)
この日唯一選出したランドロスの見せ場。うちおとすでサザンドラとドヒドイデに地面の一貫を無理やり作り、ラストのドヒドイデはゲッコウガのちょうはつで回復を封じて勝ち。
6.@コさん(先発ゲンガー、後続霊獣ランドロス・キノガッサ、控えスイクン・ミミッキュ・ヒードラン)
対面に特化してるパーティで1番やりたくないサイクル戦をする羽目に。途中、ランドロス交代が来る場面でジバコイルのめざパを使おうとしたら、間違えてラスターカノンを押してしまう痛恨のミス。しかし結果オーライで押し切って勝ち。この時点で予選抜けがかなり見えてきました。
7.ダースさん(先発ギャラドス、後続霊獣ボルトロス・ウルガモス、控えユレイドル・ゲンガー・ミミッキュ)
この試合だけ展開が思い出せないですが、恐らく先発ジバコイル、後続ゲッコウガ・ミミッキュ。ジバコイルが霊獣ボルトロスのカクトウZで倒され、それをミミッキュで処理します。出てきたギャラドスが積みにくるものの削り、ゲッコウガで倒します(みずしゅりけんのヒットがかなり良かった気がする)。そのままウルガモスもワンパンして勝ち。だと思います。選出メモ見る限りでは。
これで予選抜けは決定。あとは1位を賭けた試合です。先月の九州予選でも1位を賭けて、同じ相手と対戦してました。
8.トルンさん(先発フェローチェ、控えカプ・テテフ・ナットレイ、控えリザードン・ポリゴン2・霊獣ランドロス)
フェローチェが重く、ポリゴンZで処理しようと思ったらまさかのスカーフ。1-3と圧倒的不利な状況に持ち込まれるものの、ガルーラでまずナットレイを撃破。続くカプ・テテフはSが123。このガルーラは、元々ダブル用の最速ガオガエン抜き調整(124)を施していたため、上を取っておんがえし急所でワンパン。勝ち筋を無理やり作り出し、最後はフェローチェのとびひざげりを避けてひっくり返しました。1/240を引き抜いたことで、今日は勝てる日だと半ば確信しました。
こうして予選を7-1の1位通過できました。ちなみに予選の合間にお昼を食べたのですが、「貴重な勝ちを食べるなど言語道断」などと宣って蕎麦を食べてました。オカルトとかジンクスなど無縁な人生を歩んできましたが、こういう勝負の世界で勝ったり負けたりを繰り返すうちに、できることは全てやろうというふうに考えが改まりました。現金すぎる。
さて、なんだかんだでベスト32にコマを進めました。あと4連勝か3連勝+1勝で本戦進出です。しかし私が真に目指すもの、それは優勝に他なりません。去年の九州予選、あと一歩のところで準優勝だった日から目指してきた、てっぺんまで5連勝。幸い今日はツキも十分にあるので、必死に気持ちを押さえながらトーナメントに臨みました。
1回戦.キブツーさん(先発ミミッキュ、後続ボーマンダ・カミツルギ、控えカバルドン・ゲッコウガ・ギルガルド)
予選では影も形もなかったカバマンダガルドの登場。ここから予選とは選出を大きく変え、ポリゴンZの選出が激増。ゲッコウガとジバコイルと合わせた非メガ非Z選出を繰り返すことになります。
ボーマンダにりゅうのまいを積まれるものの、Sにあまり割いてないのかポリゴンZで上を取って倒して勝ち。
2回戦.ぼっちさん(先発ビーダル、ギャラドス・ポリゴンZ、控えハッサム・アーゴヨン・ゲッコウガ)
ギャラアゴ。ビーダルがムラっけ1発でかいひを上げるが事なきを得ました。2番手のポリゴンZを倒し、3番手のギャラドスにりゅうのまいをされるものの、ポリゴンZのはかいこうせんでガルーラの圏内に入れて勝ち。
準々決勝.ティディさん(先発カプ・テテフ、後続霊獣ランドロス・ゲッコウガ、控えパルシェン・ジバコイル・ゲンガー)
まさかのジバコイルミラーで少し動揺をしました。KP3とかだったと思うんですけどね。そしてこの試合は今大会のベストバウト。
試合後半、ガルーラゲッコウガ対面。こちら控えにHP1のジバコイル、相手控えに削れたカプ・テテフ@スカーフ。ゲッコウガは削れていますが、ふいうちは圏外で、ねこだましなら届きそう。ここでジバコイルを投げて、ガルーラ死に出しからの交代読みおんがえしでカプ・テテフを倒し、ゲッコウガのげきりゅうハイドロカノンをも耐えきって勝ち。ジバコイルを投げたのは相手にねこだましを意識させるためで、ワンチャンハイドロカノンなら勝ち確になるからというのもありました。
準決勝.ルッコラさん(先発リザードン、後続ミミッキュ・カプ・テテフ、控えカミツルギ・ポリゴンZ・マンムー)
勝てば決勝という中、充電が切れそうになってしまいます。周りの人に必死に自分のカバンを指差すが、気づいてもらえず。そこで苛立ちを露わにしてしまいました。反省(バッテリーを貸してくれたエミールさん本当に助かりました)。
試合の方は、初手ゲッコウガリザードン対面で、相手Xにメガ。そのまま素直にげきりんを使ってくれたので、そのまま対面処理を繰り返して勝ち。ニトロチャージがあったら危なかった。ニトロチャージを忘れるな。
決勝まで来ました。1年ぶりに、もう1度チャンスを貰いました。去年はガチガチに緊張して、3位決定戦の選出画面を見るまでまともに頭が回らなかったのですが、今年は少しは冷静です。JCSが盛り上がっている裏で、優勝のための最後の試合に臨みます。
決勝.らみれすさん(先発ガルーラ、後続カバルドン・ミミッキュ、控えスイクン・キノガッサ・カプ・テテフ)
図らずもC-Deになってしまった。
私はミラーが大の苦手で、去年の決勝もカバリザミラー(5匹被り)で大混乱に陥りました。今年はまさかのガルミミミラー。訳が分からない。
さて、ガルーラはとても通せなさそうな並びなので無し。ランドロスも出す気にならない。ゲッコウガもいまいち刺さらない。となると、ミミッキュ・ジバコイル・ポリゴンZの3匹を選出せざるを得ません。この中で唯一ガルーラに出し負けないのはミミッキュということで、ミミッキュを先発に。
予想通り先発ガルーラ。こちらは初手カバルドン交代読みののろい。しかしガルーラは果敢にも突っ張ってきます。ガルーラはそのままミミッキュを倒しました。こちらは2番手のポリゴンZを投入し、氷期待でれいとうビーム。すると相手はミミッキュに交代、皮が破れる。ここで一旦ジバコイルに退くと、なんとトリックルーム!一転攻勢ジバコイル、ラスターカノン連射で受けに来たカバルドンを、がんじょうを盾に突破。続くガルーラにはふいうち読みでどくどくを選ぶものの、またしても突っ張る...。そのままポリゴンZも倒され負け。予選から続いていた連勝は9でストップしました。相手はガルーラにふいうちが、ミミッキュにかげうちがなかったらしいです。
関西予選1準優勝でした!悔しい!本戦は勝つ! pic.twitter.com/5EHYwN6T6d
— おでん(三浪) (@atsuatsuoden252) 2018年6月9日
2年連続の準優勝でした。風呂入るだけで終わらなくて良かったものの、やはり気の弱さが出てしまった...。守る気0のパーティは、無理な構築をはなから切っているため、オフのような一発勝負では向いてたり向いてなかったりするのですが、最後の最後で地雷を踏んだといったところでしょうか。
しかし、強豪ひしめく関西で、大きな結果を残せたのは良かったと思います。この調子で本戦も頑張るぞ!と、この時は思ってたんですけどね...。本戦直前の西日本豪雨でとんでもないことになってしまうのですが、それはまた別のお話。
と、いうわけで、思った以上に思い出せましたとさ。
コロナ禍の現状、オフの開催には課題が山積です。主催をやってたので少しはわかるのですが、これまでの規模で三密を回避した会場設営がまず難しい。屋外でやるしかないまであります。また、小規模でもでかい箱が必要になり、財布の負担が大きいです(念の為言っておきますが、スタッフにも生活があるため、大きな赤字が続くようだとオフの存続にも関わってきます)。
それでも、また新しいオフに参加して、オフレポを書けるような生活が始まることを期待して、結びにしようと思います。個人情報の取り扱いやら、個人的にもアイデアを考えているので、良さげな案をお持ちの方はご一報ください。それでは。