兵どもが鍋の跡

お残しは許しまへんで。

【第40回やまポケオフ4位】おでんオールスターズver.P【SVダブルレギュレーションI】

 

こんばんは、おでんです。今回は第40回やまポケオフで4位になったパーティの紹介をします。
曲がりなりにも非公式全国大会「ステラクラッシュ」の権利も獲得できたので、個人的には満足しています。

 

 

・構築の経緯

前提として、今回のやまポケオフは見学参加の予定だったこと、開始直前に数合わせで対戦参加に切り替えたこと、以上によりダブルの対戦は約2ヶ月ぶりであったということを覚えておいていただきたいです。すなわち、今回のパーティが完成したのは6月中旬ということです。

そもそもレギュレーションIはあまり興味のないルールで、初期の頃はレギュレーションFやHの研究をしていました。その過程でコノヨザルを入れたグッドスタッフ的なパーティを色々考え、知見を深めていきました。

過去レギュレーションの練習はカジュアルバトルでやっており、一般枠だけのパーティで禁止級入のパーティ相手に稽古を積んでいたわけですが…そこでこう感じました。「このパーティ、全部とはいかずとも一部の要素は伝説戦に持ち込んでも強いのでは?」と。

特に注目したのはコノヨザルで、このポケモンの理不尽さはふくろだたきがなくても十分驚異的です。レギュレーションFで組ませていたトドロクツキとのおいかぜ展開をベースに、後発の禁止級としてザマゼンタとバドレックス黒を選びました。
最後に厄介なポケモン達への対策枠としてイーユイとガラルマタドガスを据えて、パーティが完成しました。

参考:ベースになったパーティ

atsuatsuoden.hatenablog.com

atsuatsuoden.hatenablog.com


・個別紹介

1.トドロクツキ

このパーティのおいかぜ要員です。Sラインは化身トルネロスを意識しています。
トドロクツキ最大の魅力は上からのはたきおとすで、特に相手のこだわりスカーフの上から殴ることで強引にSを下げ、隣の高速アタッカーの追撃で倒す動きが非常に便利です。レギュレーションFではハバタクカミが、今回ならバドレックス黒がそのポジションです。
コノヨザルとの相性も良好で、おいかぜ+いのちがけの展開はもちろんのこと、ワイドブレイカー+ドレインパンチで半端な物理アタッカー相手に時間を稼いだり、おいかぜ+いのちがけの理不尽展開も狙えます。この2匹を並べる展開が多いことと、パーティ単位で相手のザマゼンタがちょっと重いのでテラスタイプはゴーストを選びました。
おいかぜと言えばエルフーンや化身トルネロスという中で、トドロクツキも汎用性の高さでは負けてないなと感じました。


2.コノヨザル

今回の主役。レギュレーションIの結論と個人的には考えています。
まずSラインですが、最速ドーブル抜きとなっています。元々はじならし1回の入ったブーストエナジーのハバタクカミを、おいかぜ下で上から取れる128でした。1度被弾をしてから上からのふんどのこぶしを狙うスタイルです。しかしながら伝説戦ではコノヨザルに火力がそこまで求められないため、Aを削ってSを伸ばしました。
上述の通りじならしを前提にした運用で、原案はレギュレーションFなだけありカミイーユイやパオカイを念頭に置いています。トドロクツキをゴーストテラス+ワイドブレイカーにすることでパオカイに極めて強く当たれる他、トドロクツキまもる+コノヨザルじならし→トドロクツキおいかぜの動きでカミイーユイも最小限の被害で突破できます。カミイーユイの前で動くためにテラスタイプは炎です。
今回は伝説戦ではありますが、カミイーユイやパオカイの理不尽さは経験者ならご存知かと思います。これらに強いポケモンに、伝説戦への可能性を見出すのはある種必然だったかもしれません。
その他、1匹でザマゼンタとバドレックス黒の技範囲を両立できる点が白眉であり、禁止級のどちらかに過負荷がかかった時に技範囲面でカバーに入れる点も良かったです。
レギュレーションJではアルセウスにタイプ面でそこそこ有利なこと、マギアナトリックルーム展開のお供に有用なことから、もっと出番は増えるでしょう。


3.ザマゼンタ(たてのおう)

禁止級その1。レギュレーションGから変わらない調整です。
なんのことはないザマゼンタです。SはレギュレーションGの初期でコジョンドを嫌がった頃の名残です。耐久面はこれで足りていたので無理に削る必要はないかなとも。
ザマゼンタというポケモンは即死しにくい点が重要で、堅実に削ったり役割対象を狩ってくれることが求められます。てっぺきがあれば詰め筋にもなれますが、今回はトドロクツキのワイドブレイカーで代用としました。代わりにワイドガードを採用しましたが、1度目は甘んじて全体技を受けるプレイを意識したのもあり、比較的決まってくれました。
バドレックス黒ほどではないですがマタドガスの影響を受けにくく、前のめりになりがちなパーティの中で時間を稼いで戦える点も助かりました。レギュレーションIでは主役にはなれないものの、殿としては十分すぎる性能だと思います。


4.バドレックス(こくばじょうのすがた)

禁止級その2。ザマゼンタとは別のベクトルで強いポケモン
ザマゼンタは即死しにくさによる堅実性がありますが、バドレックス黒は禁止級最速の速さと状況を選ばない攻撃性能による堅実性があります。しかも2匹の攻撃範囲は極めて補完の取れたもので、他の禁止級は「バドレックス黒(と取り巻きの格闘タイプ)の対策から型を考え始める」中で自分達はその必要が無い点がとても強いと思います(もちろんミラー対策は必要ですが…)
アンコールよりも単体技が欲しくてシャドーボールを採用しました。これ自体は良い選択だったかと思いましたが……ノーマル+何かの並びに対してはアストラルビットが単体ダメージで通り、そこの判断を誤らせる原因になったのはいただけません(準決勝、3決ともにこのミスで落としています)
とはいえ、バドレックス黒は過去作におけるゼルネアスのようなものであり、使うかメタるかの選択が必須になります。その点でいえば今作最強のポケモンであり、こういう前のめりなパーティなら使う側に回る方が断然合理的でしょう。レギュレーションJでもトップメタに残るでしょう。


5.イーユイ

補完その1。アタッカーとして採用しているわけではありません。
イーユイというポケモンは実際のところ、特殊耐久が最も魅力的と感じます。ガオガエンと同じタイプでこの速さでこれは、一般枠とは思えません。
メインの使い方としてはマタドガスと並べてテラスを切り、上からのバークアウトでカイオーガ+化身トルネロスの並びをガタガタにすることです。マタドガスの特性で相手の戦略の根幹を封じることで、イーユイの耐久面を最大限引き立てることができます。わざわいのたまはデメリットも目立つ特性ですが、マタドガスと組ませることで一転守りのポケモンとしての運用も可能になるのです。
あとは当然ながら、バドレックス黒の簡易的な火力増強にも使えます。ハバタクカミと違ってS操作技がじならしなのがスカーフと噛み合っていませんが…悪くない選択でした。
ちなみに、守りのために採用したポケモンなので、調整はHSベースです。


6.マタドガス(ガラルのすがた)

補完その2。パーティの無理を一手に引き受けます。
オーロンゲがきつい、カイオーガがきつい、その他諸々もきつい。そうした点を一挙解決のため採用しました。バドレックス黒の特性が止まらないのはもちろん相性が良いのですが、オーロンゲの上からちょうはつを使えるのがとにかく強いと感じています。
また、このポケモンを使うと必然試合展開がスローテンポになるため、全体毒のどくガスや削りのマジカルシャイン等々により、ターン管理やバドレックス黒降臨の場作りとしてもかなりのスペックを感じました。
実際予選では選出1回のみながら、決勝トーナメントでは1回戦、準決勝、3決と選出していたので、強い相手と戦う場合ほど頼りになるポケモンだとは思います。もちろん相応の構築能力やプレイングは求められますが、幸いにもこのパーティでは最低限のラインは超えていたかなと。


・選出やプレイについて

youtu.be

プレイについては選出にかかわらず、バドレックス黒の餌を残した状態で繰り出すことを重視します。あるいはザマゼンタでの詰みを目指すか。
そうでない場合、先発トドロクツキ+コノヨザルがよくある選出です。一般枠ながら数値と手数の多さで見れる相手はそれなりにあり、しかしながらテラスをギリギリまで我慢できる根性が求められます。基本的に死に出し以外で交代しないので、安易なテラスは一貫性をさらけ出して負けに直結するためです。
前のめりな動きをしても勝ち目の無さそうな相手にはイーユイ+マタドガスから入ります。イーユイの代わりにコノヨザルやザマゼンタを使うこともありますが、とにかく相手の土俵に持ち込まないことを重視します。ザマゼンタの場合は火力もそれなりにあるので仮想敵を堅実に狙う動きを、その他ではデバフやちょうはつ地道な削りでバドレックス黒に繋げることを最優先で狙います。


・苦手な相手

ガチグマ(原種)は逆立ちしても勝てません。ルナアーラと並ぶとバドレックスの動きが鈍ります。またウルガモスも結構苦手意識があります。
数は多くありませんがカイオーガ入の連撃ウーラオスも得意ではありません。前のめりなパーティなので苦手なものが多いのは仕方ないですね。


・おわりに

以上です。
経緯の項目でも話しましたが、少なくとも何の準備もせずに本番に臨んだ中で、望外の結果を得られたのは以下の要因が考えられます。ひとつにレギュレーションFやHの延長線上のパーティで慣れていたこと。もうひとつは持ち前の運の良さです。後者に関しては顕著で、予選3位ながら6人中4人抜けのくじを引く、権利のかかったトーナメント2回戦で技を避けて勝つ等々のラッキー要素は少なくありませんでした。ポケモンは(勝つための最低限の力があれば)運が良い方が勝つとは私の持論ですが、それを体現したかのような展開でした。
これまでダブルのオフで予選抜けできていたのは小規模なものばかりで、非公式全国大会の切符をかけたガチのオフで配信卓まで上がれたのは良かったなと思います。肝心の配信卓では途中から糸の切れた凧みたいな、情けないところを見せてしまいましたが、前日の晩から飲まず食わずだったということでひとつ。
ルールが変わってもずっと同じポケモンを磨いていれば、どっかでチャンスが来るというのがわかったので、今後もコノヨザルとトドロクツキは研究していきたいなと思います。拙い記事ですが最後までご覧いただきありがとうございました。

ちなみに、10/12に広島県で対戦オフ「うみオフ」を開催します。三連休の中日開催なので、観光がてら遊びに来てくれると嬉しいです。

 

pokemonhiroshimaoff.hatenablog.com