こんにちは、おでんです。PokemonChampions、楽しいですね。
今回は広島で開催された「第14回統一オフ」に参加し、3位になりましたので、記念に記録を残します。今回のルールはタイプ統一シングルです。

さかなー。
・構築の経緯
タイプ統一というルールにおいて、まず考えるべきは「不利タイプへの対抗策」です。強みよりも弱みに目を向けるべきルールであると。
その視点を元に、まずは水タイプを考えました。しかしこれはマスカーニャやメガフシギバナ擁する草タイプに逆立ちしても勝てないと判断したため見送りに。淡白なポケモンが多くて、奥行きのある構築作りが難しいと感じたのも理由の1つです。
そこで次に目をつけたのはゴーストでした。初めはミミッキュに注目したのですが、調べるほどにこのルールに向いていると感じました。と言うのも、ゴーストタイプは相性の差を小さくする要素が大量に備わってあり、適切に使えば強力と考えたためです。
そのため、ミミッキュにイダイトウを主軸に据え、この2匹と併せて対面選出ができるタスキソウブレイズ、2匹を引き立てるデスバーン、デスバーンにより光るメガジュペッタとメガゲンガーを採用し、パーティが完成しました。
・方針
1.選出を固定して勝てる相手にちゃんと勝つ。
2.必勝パターンを増やす。
3.タイプ相性に左右されにくい構築を組む。
・個別紹介
1.メガジュペッタ@ジュペッタナイト

特性: いたずらごころ
性格: いじっぱり
163(24)-209(5)-100(5)-101-135(32)-95
ポルターガイスト / みちづれ / まもる / みがわり
H:16n+3
A:11n
B:余り
D:全振り
第1のメガ枠。今回はゲンガーよりよほど出番がありました。
このような変則ルールにおいて、相手の型を事前に割っておくことのメリットは計り知れません。ジュペッタの特性おみとおしは自分だけ情報アドバンテージを得られ、特に対面的な試合を目指す場合には重宝します。また、ゴーストの専売特許であるポルターガイストも、攻撃しながら相手の持ち物を確認できる点が強力です。
技はメインウエポンのポルターガイストに、デスバーンのどくびしやのろいを活用するためのみがわりとまもる。最後に強引な相打ちを狙えるみちづれで完成しました。ポルターガイストの弱点である持ち物消費後の隙を、どくびし+みがわり+まもる+いたずらごころによりカバーする算段です。仮に交代で対処されても削れた相手が裏に残るのはこちらとしても儲けもの。単純にみちづれ→まもるorみがわりの動きもできるのが便利でもあります。
本番では、相手のでんきだま+なげつけるを事前に察知できたり、相手のラス1をみちづれで倒す詰めに使ったりと、ゴーストタイプの「タイプ相性に左右されにくい要素」を存分に活用してくれました。
2.ミミッキュ@ラムのみ

特性: ばけのかわ
性格: いじっぱり
143(13)-144(21)-132(32)-63-125-116
じゃれつく / かげうち / つるぎのまい / ドレインパンチ
HB:ステルスロックダメージ+ようきメガギャラドスの+1段階たきのぼりを最高乱数以外耐え
A:余り(HAメガガルーラとドレインパンチの回復込で殴り勝てる程度)
本日のビックリドッキリメカ、ABミミッキュです。懐かしいと思った方は同世代。
世間ではHAベースにほんのりBを振ったり、耐えてもメガギャラドスのたきのぼりのみだったりします。しかしながら、そんな甘えた調整が許されるのはアローラだけです。なぜなら現在の特性ばけのかわは1/8ダメージが入るからで、当然それを前提にした調整が求められるのです。
調整の項でも触れましたが、HAメガガルーラ程度ならじしんをドレインパンチの回復込で大体3回耐え、9割程度の確率でそのまま倒せてしまうくらいのタフさです。そのタフさを活かして、主に3番手で試合の締めを任せていました。
特性を盾に積んで殴れるので、実質ふとうのけん持ちです。しかもラムまで持たせているため、腐りにくさはピカイチ。普段シングルのランクバトルで使っている型をそのまま持ってきたので、普段通りの活躍をさせることができました。
3.メガゲンガー@ゲンガナイト

特性: かげふみ
性格: おくびょう
159(24)-76-113(13)-190-118(3)-193(26)
ヘドロばくだん / たたりめ / おにび / いたみわけ
H:16n-1
HB:A178マスカーニャのかみなりパンチを2耐え(~79)
HD:C216メガカイリューの流星群を最高乱数以外耐え(~159)
S:最速マスカーニャ抜き
メガ枠その2。配信卓含め10試合やって2試合しか選出しませんでした(しかも全敗)
パーティが全体的に対面的なため、少ないとは思いますが硬いポケモンの処理のために用意しました。こちらもデスバーンのどくびしを有効活用できる他、おにびをばら撒くことでミミッキュやイダイトウの起点を作れます。
本番では、概ね想定通りの仕事はしてくれました。が、それが勝利に直結していたかは怪しいところ。特にメガゲッコウガが激重なパーティで、パーティ最速のこのポケモンが厳しい戦いを強いられる点は明確な弱点です。もっと対ゲッコウガを意識した枠にすべきだったと思います。スカーフが余ってるからその辺を使えばなんとか。
4.イダイトウ(♂)@オボンのみ

特性: てきおうりょく
性格: いじっぱり
217(22)-155(9)-117(32)-90-95-101(3)
おはかまいり / ウェーブタックル / アクアジェット / こうそくいどう
HB:いじっぱりマスカーニャのトリックフラワーを急所込で確定耐え
S:こうそくいどう1回で最速130族抜き
本日のビックリドッキリメカその2。マスカーニャへの殺意をまとった型です。
見ての通り、2番手以降であればスカーフマスカーニャを問答無用で蹴散らすことができます。ここまで振ることで等倍物理程度はどうとでもなり、またこうそくいどうを積む盤面も増やせます。ダブルバトルでは日々色んなイダイトウが開発されているのですが、カシブのみ持ちでイダイトウミラーに勝つ型から着想を得ました。
そもそも、イダイトウのタイプはあのブルンゲルと同じであり、物理耐久に関して言えば特化ブルンゲルと比較してもそこまで劣りません。そんなポケモンが威力100~+てきおうりょくのゴースト技を振り回せて、Sを積むことも可能となると、隔世の感すらあります。
本番ではその硬さで対面的な1-1交換はもちろん、こうそくいどうからの全抜きも大いに決めてくれました。ねばねばネットのようなスカーフ型メタも、この型ならむしろ起点です。
イダイトウ、無限に味がするので、「強すぎる!!」と拒絶するのではなく、1度触ってみることをおすすめします。楽しいですよ。
5.デスバーン@メンタルハーブ

特性: さまようたましい
性格: しんちょう
165(32)-115-167(2)-63-172(32)-50
じしん / どくびし / ステルスロック / のろい
HD:特殊技を耐えて欲しいので特化
本日のビックリドッキリメカその3。皆さんこのポケモンを使ったことありますか?
ミミッキュもイダイトウも、積み技による全抜きルートが狙えます。そこで当然ステルスロックが欲しくなるのですが、ゴースト統一でステルスロックを使えるのはこのデスバーンだけでした。どくびしはゲンガーも使えるんですけどね……。
こだわりアイテムもないのでD特化で色々耐えることにしました。また自主退場兼起点回避ののろい、メガ枠を活用するためのどくびし、一致技のじしんで完結しています。持ち物はオボンがないのでメンタルハーブにしました。
本番前は「本当に使うのか??」と半信半疑でしたが、蓋を開けると予選の半分はこのポケモンを使っていました。特にメンタルハーブが白眉で、アンコールやちょうはつを凌いで役割遂行する場面が何度も発生しました。またタイプや特性や種族値的にオオニューラに非常に強く、かるわざを奪いつつじしんで返り討ちにする場面もありました。おそらく今回1番活躍したポケモンだと思います。
6.ソウブレイズ@きあいのタスキ

特性: くだけるよろい
性格: いじっぱり
151(1)-194(32)-100-72-121(1)-137(32)
かげうち / インファイト / むねんのつるぎ / みちづれ
AS:上から行動したいので全振り
タスキ枠。思ったより難しいポケモンでした。
使われて厳しい戦いを強いられてきたので、この機会に自分で使うことにしました。ポルターガイストは普通のパーティならともかく、ゴースト打点が揃ってるためみちづれにしています。タスキを盾に1匹倒し、更にみちづれで落とせれば万々歳です。
実際のところ、このポケモンの最大の役割対象はヒスイダイケンキやメガゲッコウガです。が、それに気づくのが余りにも遅すぎました。水統一にもちゃんと選出していればと、反省しています。
・選出
基本的にはミミッキュやイダイトウで〆ることを目指します。そのため先発や2番手について特に注意を払います。
積んで倒したい場合はデスバーンから入ります。特定のポケモンを倒したい場合はメガ枠を入れて、ラストをミミッキュorイダイトウに。メガ枠が不要なら両方入れてしまいます。
対面的な動きをする際は先発ソウブレイズ+後発ミミッキュ+イダイトウorメガ枠になります。特に悪統一はこの形がほとんどでした。
・苦手な相手
ゲッコウガ……十中八九スカーフで対策が容易なマスカーニャと異なり、打ち分けが可能で特殊技主体のゲッコウガはかなり苦しみました。みずしゅりけんが怖くてみちづれを押しにくいのもあります(実際はほとんど誰もみずしゅりけんを採用していませんでしたが)
・余談
悪統一は3戦やって2勝しました。負けたのは交代読みでワンパンされたのと、ラス1ミミッキュのかげうちが1%で耐えられたためで実際はタイプ相性で苦にするのはゲッコウガくらいでした。
・おわりに
以上になります。
結果としては予選6-2、トナメは3位となりました。本番10日前くらいに組んだ割には、比較的正確なメタ読みができたのではないかと思います。
プールが広い通常の対戦ではこうはいかないでしょうが、この感覚を活かしていけたらな、というところで締めとさせていただきます。最後までご覧いただきありがとうございました。
おまけ:配信卓