こんにちは、おでんです。PokemonChampions、楽しいですね。
今回はランクバトル(ダブル)のM-3シーズンで使ったパーティの記録を残します。何かの参考になれば幸いです。
・構築の経緯
レギュM-Bが始まるにあたり、私は一般枠に特に注目していました。とりわけオーロンゲは、リザードンのメガシンカの後に安全に天候をぶんどれるすてゼリフ+天候要員の組み合わせが強力と考えました。また、新規メガシンカではムクホークが注目されており、天候を奪えばBIG6ともやりあえるのではと感じました。
これらの考察に加え、前期末はPJCSで活躍したユキメノコ入の雨パを使っていた経験から、ブリジュラス+ムクホークを軸にした雨パをまず考えました。ムクホークのいかくはガオガエンの代わりにもなり、自身もエースになれる点が好相性と考えたのです。この見立ては必ずしも間違ってはいませんでしたが、根本的な問題のため解散となりました。ブリジュラスは残し、ムクホークだけ変更することとしたのです。
ちなみに根本的な問題とは、「ブリジュラスを選出する場合、選出が全く固定されてしまい、メガ枠を入れる猶予がなくなる」ことです。ずっと考えていたもののどうしてもしっくりくるものが来ず、最終的にスコヴィランを暫定的に採用してパーティが完成しました。

ぶり大根の美味さがわかる歳になりました。
・方針
1.ブリジュラスで全てを破壊する。
2.ブリジュラスで全てを止める。
・個別紹介
1.オーロンゲ @ ロゼルのみ
特性: いたずらごころ
性格: しんちょう
199(29)-141(1)-103(18)-103-121(15)-83(3)
すてゼリフ / ひかりのかべ / ソウルクラッシュ / ねこだまし
HBD:配布の個体をそのまま利用。
このポケモンの解禁を待っていた。ブリジュラスの最高のお供。
ユキメノコであまごいをするのも良いですが、すてゼリフからニョロトノに交代することで、じきゅうりょくの安全な起動の場作りと、エレクトロビームの場作りを同時にこなせます。更に特殊耐久を厚くする技で硬め、ブリジュラスの数少ない弱点を綺麗に塞ぎます。
ねこだましは意外にも読まれることは少なく、初手で厳しいポケモンに負荷をかけて優位な試合運びを何度も実現しました。もちろん上位では警戒されるでしょうが、入れ得な技とは感じます。
ロゼルのみは対フラエッテを念頭に置いた選択です。環境に応じてリリバやひかりのねんども選択肢でしょうが、このポケモンは何をやらせても強いので色々試すべきです。
このポケモンはシングルではたべのこしを持たせ、ママンボウとサイクルパーツとして(SVで)活躍していました。同じことがダブルでもできて、経験を活かせたなと思います。
2.ブリジュラス @ たべのこし
特性: じきゅうりょく
性格: ひかえめ
197(32)-112-152(2)-166(6)-103(18)-113(8)
エレクトロビーム / ラスターカノン / まもる / りゅうのはどう
S:準速60族抜き、-1最速ガブリアス抜き
C:偶数、大体11n
パーティの本丸、事実上のメガシンカ枠です。ブリダイコンのブリの部分。
今更言うまでもないことですが、このポケモンは非常に強いです。ガチガチにサポートする価値のあるポケモンであり、その結果選出からメガ枠が消えるという異常事態が起こりながらも普通に勝ててしまいました。
エレクトロビームは1回押せさえすれば十分ですが、一致ラスターカノンやりゅうのはどうよりも高威力なので、雨が維持できる盤面では連打が吉。またじきゅうりょくの発動までは普通に物理技が痛いので、物理耐久は過信しないくらいがちょうど良いです。特にエレクトロビームが撃てない時は相手を倒すまでに時間がかかるため、倒されないことを最優先にします。
ブリジュラスを中心に回っているパーティではありますが、後述のイダイトウやスコヴィランの相性も良く、イダイトウでフィニッシュできるのも優秀です。そのため、イダイトウの勝ち筋ができているならブリジュラスに固執する必要はありません。そこはお間違えのないように。美しい勝ちなどは存在せず、勝利は等しく美しいのです。
3.ニョロトノ @ オボンのみ
特性: あめふらし
性格: おだやか
197(32)-85-123(28)-110-138(6)-90
まもる / ウェザーボール / こごえるかぜ / てだすけ
HB:A180イダイトウ♂の適応力おはかまいり(150)を確定耐え
この硬さを知ると、ぺリッパーの採用が躊躇われます。
パーティの天候要員です。このパーティは受け出しを前提にゲームメイクをすること、耐久がぺリッパーと全く異なることから、今回ニョロトノを採用しています。
てだすけは最近ニョロトノが採用している例は少ない気がしますが、このパーティでは必須級の技です。見えてないところからどデカい一撃(エレクトロビーム)をぶち込むことで、相手のゲームプランを破壊するのです。また、こごえるかぜはブリジュラスで抜ける範囲を広げるために採用しています。仮にいのちのしずくを覚えるなら迷わずそちらですがね。
4.ヤバソチャ @ カシブのみ
特性: おもてなし
性格: おだやか
177(31)-80-135(9)-142(1)-136(24)-91(1)
シャカシャカほう / いかりのこな / トリックルーム / まもる
HB:A205ドドゲザンのドゲザンを確定耐え(A180イダイトウの150おはかまいりを耐えるためにBを2伸ばした方が良い)
ブリジュラスのお供。こいつの器にも大谷翔平を描こう。
ゴーストタイプでいかりのこなが使えるのもおかしいし、他の技も数値も全部強いし、ブリジュラスを死にかけから蘇生できるのも強いしと、このパーティでは必須級のポケモンです。その分かなり大事に扱う必要があります。
出す順番で言えばオーロンゲ→ニョロトノ→ヤバソチャが理想的。もちろん序盤からブリジュラスがピンチならヤバソチャのスクランブルも行いますが、その場合も安易に落としてはいけません。こいつが序盤に技を使うこと、特に攻撃なんてさせてるのは使い手の問題です。
ちなみに、調整の意図でも言及していますが、もう少しBを伸ばした方が安心できます。皆さんはそうしましょう。
5.イダイトウ(♂) @ こだわりスカーフ
特性: てきおうりょく
性格: ようき
195-164(32)-87(2)-90-95-143(32)
おはかまいり / アクアジェット / ウェーブタックル / クイックターン
ブリダイコンのダイの部分。さかなー。
このポケモン、種族値を比較すると結構ブルンゲルに近い耐久をしてるんですよね。もっと言えばドリュウズを全体的に少し高くした感じです。さらにパーティ全体で被ダメを減らす要素を散りばめているため、スカーフでもいけるだろうと採用しました。
クイックターンでブリジュラスのじきゅうりょくを起動しながら交代したり、普通におはかまいりでフィニッシャーになったり、雨+ウェーブタックルで残機を減らす動きをとったり…縦横無尽に動かせます。特にスコヴィランを選出する場合はニョロトノが外れる場合がほとんどのため、イダイトウで全抜きすることを念頭に立ち回ります。
最初は全然選出できませんでしたが、スコヴィランを入れたことでようやく使いこなせるようになりました。他の介護系のパーティにイダイトウが入ることが多い理由が、垣間見えたと思います。さすがBIG6の一角は伊達ではありません。
6.メガスコヴィラン @ スコヴィラナイト
特性: とびだすハバネロ
性格: おだやか
171(31)-142-117(12)-158-140(23)-95
いかりのこな / まもる / しっとのほのお / いかりのまえば
B:A182オオニューラのフェイタルクローを確定耐え
D:特化ぺリッパーのぼうふうを確定耐え
ブリダイコンのコンの部分…ではありません(コンはコントロールのこと)
ブリジュラスの技の都合上処理に時間がかかるドドゲザンや、普通に厳しいフラエッテに対しての壁になります。また2枚目のいかりのこな要員として、やけどをばら撒くことにより耐えてるだけで勝利に近づける点が白眉です。
いかりのまえばについてですが、やどりぎのタネかギガドレインかで迷っていました。スコヴィランを選出する場合はほぼニョロトノを出せないため、ブリジュラスの火力に期待できません。またヤバソチャも必ず選出できるわけではなく、やどりぎのタネで長期戦を戦い抜く自信がありませんでした。そのため、短期決戦的なプレイが可能になるいかりのまえばを採用しました。イダイトウのおはかまいりで十分倒せるところまで持ち込めれば、ブリジュラスを切る選択肢も取れるので重要な決断でした。
スコヴィランはメガシンカしてナンボのポケモンなので、基本的には先発で使いたいです。その際、オーロンゲのねこだましや壁は役に立つでしょう。ブリジュラスやイダイトウという一級のフィニッシャーがいるため、スコヴィランの補助をする価値が高まっているのも噛み合っていると感じます。
このパーティはメガ枠を基本選出に入れてないのでメガ枠はなんでも良くて、色々考えはしましたが、サポートに振り切るメガ枠を入れられるのでスコヴィランの採用は正解だったと思います。本当はボーマンダを入れたいんですがね、あいつが来ても続投したくなる性能でした。
・選出
先発オーロンゲ+ブリジュラス、後発ヤバソチャ+ニョロトノ…最も基本的な選出。ねこだまし+攻撃で相手を削りながら安全にじきゅうりょくの発動を狙い、そこからはすてゼリフ→ニョロトノ交代+エレクトロビームでどんどん相手を倒していきます。基本的にブリジュラスで全て倒せるようにしますが、サポート役もそれなりに殴れるので、場合によっては彼らできちんと削ることが、ブリジュラスの負担を下げることにも繋がります。
先発オーロンゲ+スコヴィラン、後発ブリジュラス+イダイトウ…オーロンゲでスコヴィランを援護して削り+やけど撒きを行い、ブリジュラス仁王立ちエンドかイダイトウ殲滅ルートを狙います。スコヴィランもメガした後はサイクルパーツとして温存しておくと何かと便利です。
・苦手な相手
メガゲンガー(ほろびのうた)…ブリジュラスの居座りを前提にしているため、ほろびのうたは非常に苦手です。
バシャーモ…焼けない格闘は重いです。意外とすてゼリフだけでもなんとかなりますが、倒すのにも時間がかかるので厳しいものは厳しいです。
・余談
すてゼリフは擬似的なサイドチェンジとして使えます。隣のポケモン交代→すてゼリフで隣のポケモン再展開の形がそれに当たります。このパーティは相手からの被弾によってこちらが有利になるため、通常と異なりこの動きが無駄になりにくいのもおいしいです。特にいかりのこなでスコヴィランが集中されたくない時や、逆にスコヴィランの隣(つまりオーロンゲ)が集中されそうな時に使います。
・おわりに
以上になります。
今期は序盤こそBIG6を試したりしていましたが、このパーティを試し始めてからは連勝→負け→11連勝であっさり目標に到達してしまいました。
メガシンカは強いですが、メガシンカが出てからの10年でポケモンは劇的に強くなりました。ブリジュラスやイダイトウはその象徴と言って良いでしょう。メガありきで考えるのではなく、自分の考えるゲームプランに最適なポケモンを探す過程でメガシンカを選択肢にするくらいが健全ではないかと、私は思います。
特に雨パは比較的メガシンカの選択肢が広い(大体ブリジュラスとイダイトウが強すぎるため)ので、ラグラージやメタグロスやクチート以外も色々試してみると面白いと思います。
最後になりますが、ご覧いただきありがとうございました。

今期最終結果。

※ぶり大根の画像はフリー素材を利用しています。