兵どもが鍋の跡

お残しは許しまへんで。

キャンプレポ#3(片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場)

 

こんにちは。久しぶりにキャンプに行ったので、記録に残しておきます。

・片添ヶ浜海浜公園オートキャンプ場について

山口県東部、瀬戸内海に浮かぶ大きな島である周防大島。正式には屋代島と呼ばれるこの島は、歴史的・地理的にも特色ある地でもあります。そのため、単なる農林漁業の側面のみならず、それらの紹介をする施設等を描くとする観光業も主要な産業です。そんな周防大島、いや屋代島の、四国側の海岸沿いに位置するのが片添ヶ浜になります。

キャンプ場としての特徴は、海沿いのオートキャンプ場であることでしょうか。場内の車道は一方通行なのが注意点です。サイトはファミキャンでもある程度対応できる程度の広さで、使い勝手は良いです。ゴミの分別ごとに袋が必要なこと、お湯が出る洗い場があることは注目ポイントです。炭や灰は…多分回収できなかったと思います。

また、車で10分程度の位置に道の駅があります。大島大橋から海沿いに走ってたら必ず通るわかりやすさで、地元のおいしいものが売ってあります。さらに、キャンプサイトのすぐ隣に温泉があり、海を見ながらひとっ風呂入ることもできます。行くまではやや距離があるものの、着いてからは総じて利便性の高いキャンプ場と言えるでしょう。

ちなみに、漁港が近いからか近くに猫が住み着いてました。ニャーン。


・今回のキャンプのテーマ

1.新しいギアのお試しをする。
2.蒸し料理を楽しむ。
3.冬キャンプの要領を得る。

1.は言わずもがな。2.は寒い中でも暖かい料理を、手軽に頂くことでキャンプのハードルを下げる狙いがあります。3.は前2つとも関連します。初めてキャンプをしたのが2020年の正月休みで、その時は焚き火は上手くいかんわ飯は満足にできんわ、挙句夜明けに寒すぎて生まれたての子鹿の如く震えてました。今回はそれ以来の冬キャンプで、万全の準備を整えた上でつつがなく過ごすことを意識しました。


・サイトの様子

天気が悪いので、タープとティピーテントをセット。テントのてっぺんとタープをカラビナで繋ぐ都合、ポール2本で立てる時と違ってピンと張ることができませんでした。代わりに曲線を残し、前側に居場所を整えました。

テントにはインナーテントを取り付け、その前には帆布シートを設置しました。これは荷物を置くのはもちろん、靴を脱いだ時の足の置き場としても役立ちます。更に今回のために夏のうちに用意していた寝袋も開封。余りのゴツさにちょっぴり引きましたが、暖かそうです。


・結果

まず3つのテーマについて。1.はいい感じでした。特に新しく買ったランタンは恐るべき明るさ。

普段の焚き火の写真なら、炎以外見えないところ、周りもバッチリ照らされています。明るさは3段階ながら、最も暗いものでもタープ先端からインナーテント入口が見えるほど。暖色やSOS用の信号もあり、充電できて携帯しやすいサイズ・形と、文句無しに大満足でした。遂にダイソーの300円ランタンから卒業できます。

また、穴が空いた焚き火シートに代わって新品を購入しました。今回は小さめの焚き火台のため問題なく使えましたが、サイズが小さい分弾けた薪や灰のカバーが難しかったです。寒さも極まっていたので、シートに合うサイズのリフレクターも一緒にあれば良いかなと思いました。

2.もいい感じ。出発前に買った肉まん、豚こま+キャベツ、〆の袋麺と、蒸し料理から鍋に移行する無難なプランでした。そしたら道の駅でとんでもないものが。

チャーシューも蒸しました。1人では明らかに多く、半分でもええかなと思ったのですが、これが最小サイズ。1400円~と迷いましたが、道の駅の加工肉が美味いことを経験していたのでお買い上げ。結果チャーシューステーキとなり、大満足でした。近場に道の駅がある時は、ちょっと食材を抑え目にしとくといいかもしれません。

3.は上手くいきました。今回寝袋も冬用のものを新しく購入しましたが、初のマミー型ということもありとても暖かいものでした。また、たっぷりの防寒対策、万が一に車に積んでいた毛布、温泉等々、焚き火で思ったより暖まれね~という点を除けば寒さがハードルになることはありませんでした。寒い時期は大体明け方に凍えてたので、その点に関しても成長できたと思います。


大きなトラブルもなく、平和にキャンプができました。冬場ということで満員という訳ではなく、客層もいい感じで、立地も重なり隠れ家的な良いキャンプ場でした。近くにはホテルやゲストハウスもあり、夏の旅行にも良さそうです。キャンプ以外でもいい所ではないでしょうか。

以上です。最後までご覧頂きありがとうございました。