兵どもが鍋の跡

お残しは許しまへんで。

【ネタバレしかない】スカーレット・バイオレット初見感想

バイオレットを選びました。簡単にですが感想を残しておきます。

初めに気になる点を挙げきってからポジ要素を拾っていきますよ

 

・移動が遅い。マップ広いのに自転車の速度が遅く、移動がストレスでした。

・移動に関連して、ちょっともっさりした動作。あとエラー落ちも1回あって、どうにかならんかなーとはずっと思ってました。

・技のエフェクトがオフにできないっぽいのですが、上記の処理も含めると操作性や快適性ではかなり気になる出来栄え。アルセウスでも似たような感想だったので、オープンワールドとしてのポケモンの完成は3年後を待つ必要がありそうです(そもそも開発期間3年は無理だろ...)

 

 

ポケモンのデザインは、序盤は全体的に丸かったりふわふわなデザインのポケモンが多くてそんなに興味が出ませんでした。あと実在の動物に酷似したデザインもちょいちょいいましたね。そんな中で、後半以降に出てきた魅力的なデザインの数々は素晴らしい。自分の好きなケンタロスのリージョンが3枚も出た他、個人的にはドドゲザンや準伝説の面々がすごく好きです。あとニャオハは立つとか立たない以前にとんでもない人気が出そう。

オープンワールドということで、攻略の順番はかなり自由。恐らくじゅんばんてきに最後の氷のジムを4番目に挑んで死にかけながらも突破したりと、順番次第で難易度は大きく変わりそう。また、ジム8+ヌシ5+スター団5で全タイプ網羅してるのが良いですね。ヌシのタイプは四天王+チャンピオン(一応エースが岩タイプなので)で使われるのも美しい。

・BGMは特にスター団の各組長のものがかっこいいですね。全体的に戦闘BGMの完成度は高め。

・シナリオはオープンワールドも相まってかなり自由で、歴代のジムチャレンジやSMのしまめぐり等、歴代の要素を網羅しつつこれまで得られなかった自由度を備えることで、1つの完成系と感じられる。しかもそれら個別のストーリーがひとつに繋がり、最後の物語に進む具合はなんかこう...平成を感じる。

・キャラクタは全体的に好印象。特にペパーとボタンはいいキャラしてます。てっきりペパーのポケモンが最後に巨大化して襲いかかるのじゃないかと勘ぐってました。ボタンもかわいい...今作男か女か判別つきにくいキャラ多くないですか!?

・女性陣は特に魅力的で、キハダ先生、ボタン(女の子だよね?)、グルーシャ(ボクっ娘であってくれ!!)辺りは特に。剣盾もそうなんですけど、過去作キャラとの決別と新キャラの育成は非常に好感が持てます。ハンサムみたいなのはともかく、シロナがいつまでも出ずっぱりなのは正直どうかと思ってたので。

 

 

・フトゥー博士はバイオレットブックを持ってて、それに未来のポケモンのことが書かれていたのですが、未来のポケモンを連れてこられるタイムマシンを作ったのはフトゥー博士。しかし研究施設は87年前に作られたもの...。攻略中は気にしませんでしたが、この矛盾はどうなるんだろ?準伝説がパラドックスポケモンと分類されるのと関係あるのかな。

・終盤から急にSFやホラーが入ってちょっと怖かったですが、引き込み具合が凄かった。今作はポケモンのデザインといいシナリオといい、後半戦の畳み掛ける感じがヒシヒシと伝わってきました。

・SMでも感じたのですが、今作はポケモンという世界の奥行きを広げるのが重要なテーマだったのではないかと思います。SMは地理的な広がり、スカバイは時間軸的な広がりを拡大してくれました。

・南東部の海に行けないのですが、多分DLCですよね。

 

 

・対戦面で言えば、デカヌチャンがかなり気になるポケモンです。デカハンマーはもちろん、ねこだましにじゃれつくに特性マイペース・かたやぶりとシングルダブルどちらでも活躍できそうです。

・テラスタルダイマと違って技は変化しないのと、耐久はそのままなので、テラスタルしたら強いポケモンを探すより素で技範囲の広いポケモンを探す方が肝になりそうです。

 

以上です。