兵どもが鍋の跡

お残しは許しまへんで。

【第10回鉄輪オフ(シングル)ベスト8】おでんの対面構築、事始め【SVシングルシリーズ1】

 

こんばんは。

しばらくポケモン対戦を封印するにあたり、先日の鉄輪オフで使ったパーティを簡単に紹介します。

ちなみに、その前日に参加したダブルのつのおふでは優勝、そして鉄輪オフのダブルでは3位となりましたが、そちらはS1最終1位のレンタルパーティを使いました。つまり...私自身にパーティ構築の才はありません。参考の際はその辺をお忘れなく。

※ダブルで使ったレンタル

 

グルーシャが女の子だと思ってた人は私だけでは無いはず。

・構築の経緯

ラスタルに関しては色々考えたのですが、要約すると

一致テラスタル→本来の役割を維持しながら耐性をずらせる。一貫性のあるゴースト等に有用。

不一致テラスタル→1度だけ強引な居座りが可能になる。単純に技範囲を広げられる。

ということで、初めはドラゴンテラスタルのドラパルトを軸にした対面構築を考えていました。これによりキノガッサをドラゴンアローでタスキを貫通できたり、マスカーニャ対面で強気に動かせることで耐久に努力値を割けると目論みました。しかしながら実際はキノガッサは目に見えて減少を感じ、マスカーニャも耐久振りが増えて苦しくなったため、頓挫しました。

年をまたいで構築記事が出始めたので、それらを参考にパーティを改良して完成しました。


・個別の紹介

1.セグレイブ @とつげきチョッキ
ねつこうかん、いじっぱり
テラスタイプじめん
219(228)-198(116)-132(156)-x-107(4)-108(4)
つららばり/きょけんとつげき/じしん/こおりのつぶて
H:コノヨザルのいのちがけ耐え、奇数
HB:A182ガブリアスげきりんを確定耐え(目安)

新しい600族。

ラスタルしてもしなくてもある程度の耐久でゴリ押しできる点、先制技の存在でメタグロスのような使用感でした。しかしながら初手のドラゴン同士の対面がとても苦手で、特にサザンドラが重すぎました。裏のポケモンにテラスタルを温存するために危険な立ち回りを強いたり、消耗が激しくなったりと扱いには反省点が残ります。

ホワイトキュレムと同タイプで技範囲にも優れるため、多くのパーティで採用されるのも納得です。つららばりはつららおとしのほうが良かったかもしれません。


2.ソウブレイズ@フィラのみ
もらいび、わんぱく
テラスタイプフェアリー
181(244)-146(4)-134(172)-*-121(4)-116(84)
むねんのつるぎ/かげうち/みがわり/ビルドアップ

ラウドボーンメタ。前日までここにはビルドレ型格闘テラスミミッキュがいました。

ラウドボーンはサーフゴーを安全に着地させれば何とかなるのですが、それにしたって危険なので安全策も用意しました。結果としてはゴースト3枚がドドゲザンを呼び込み、予選で2敗する原因を作ることに。

型自体は強いので、やっぱりここでも自身の判断ミスの影響が大きいです。サーフゴーの大活躍やゲンガーのことを考えると、ここには悪耐性のポケモンを入れるべきでした。


3.ゲンガー@きあいのたすき
のろわれボディ、おくびょう
テラスタイプノーマル
135-x-81(4)-182(252)-95-178(252)
シャドーボール/こごえるかぜ/どくびし/アンコール

こちらも前日に変更したポケモン。元はキノガッサでした。

どくびしを絡めて受け駒の突破をしようと考え、マスカーニャとの2択になりました。ゲンガーはアンコールやこごえるかぜでよりサポート寄りな動きができること、相手のどくびしを回収できる点を評価して採用に至りました。

求めていた役割はしっかりこなしてくれましたが、ドドゲザンを呼ぶパーティで打点を持たないのは厳しかったです。


4.サーフゴー @たべのこし
おうごんのからだ、ずぶとい
テラスタイプひこう
193(244)-x-143(116)-166(100)-114(20)-108(28)
ゴールドラッシュ/たたりめ/でんじは/じこさいせい
C:でんじは+たたりめでH252D4ヘイラッシャが確定2
HD:C203サーフゴーのシャドーボールが確3
HB:A112マリルリ@ちからもちのじゃれつくがたべのこし抜きで確3
S:味方のロトム-1かつ4振りロトム抜き

今回のMVP。技構成はTLに流れてた記事のものを採用(どれか忘れちゃいました)

サーフゴーはギルガルドとは似て非なるポケモンであります。先制技がないこと、数値はそれなりであること、しかしながら変化技へは非常に強いこと。それゆえ、サーフゴーを強く扱える型の開発は安定した勝利に直結すると考えていました。

パーティ構築の途中段階でマリルリがキツイ試合が多かったため、後述のロトム共々物理耐久はマリルリを意識したものになっています。また、ヘイラッシャを絶対許さないためのテラスタイプひこう、でんじは+たたりめによりサイクルや対面での優位性を作ることが可能になり非常に良い使用感でした。

惜しむらくは、サーフゴーが不利をとる炎悪地面ゴーストへの引き先を用意できなかったことです。テラスタルを切ればある程度対応できるとはいえ、初手に出されたら受け出しが不可能になるため、これらを退かせられるポケモンを入れておくべきでした。


5.ウォッシュロトムC@オボンのみ
ひかえめ、ふゆう
テラスタイプフェアリー
157(252)-76(0)-140(100)-154(116)-130(20)-109(20)
ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/テラバースト/おにび
HB:A112マリルリ@ちからもちのじゃれつくがオボンのみ込で確3
HD:C152ドラパルト@こだわりメガネのりゅうせいぐんが確2

数値を全く信用できないポケモン。余りにもそれ以外が優秀で渋々採用しました。

上述の通りマリルリに強く出られるように調整し、場作りから対面での殴り合いやらでお世話になりました。サーフゴーの相方としては優秀すぎる耐性です。ゴースト悪の一貫はどうしようもありませんが。

体力管理がかなり難しく、オボン込で乱数2になる打点もそこそこあるのが厳しかったです。実際それが原因でトナメ1落ちの敗因になってます。


6.ウルガモス @あつぞこブーツ
ほのおのからだ、ひかえめ
テラスタイプくさ
189(228)-x-101(124)-176(36)-126(4)-135(116)
ほのおのまい/ギガドレイン/ちょうのまい/あさのひざし
S:最速キノガッサ抜き
C:11n
H:3n
B:残り
D:余り

強い積みアタッカー。あさのひざしがいつの間にか帰ってきたので入れてます。

本当はたべのこしが欲しいのですが、サーフゴーに譲ったのであつぞこブーツにしています。元はピンチベリーで使っていたゆえのH調整です。

使用感は問題ありませんが、カイリューが多くて出せませんでした。地味に厄介なイルカマンに強く出られたりいい所もあるのですがね。


・まとめ

とにかくドドゲザンとサザンドラを舐めすぎました。ソウブレイズの枠をどうにかすると、もうちょい勝てると思います。レンタルもあるので一応置いときますね。


・参考